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「11奪三振」で12連敗のホークスに勝利 有原投手に初のRKB月間MVP

月ごとに活躍した選手を表彰するRKB月間MVP。7月度MVPには有原航平投手が選ばれました。

今季加入で初の受賞

今シーズンからホークスに加入した有原航平投手。RKB月間MVPは初受賞です。7月、ホークスは泥沼の12連敗を喫し、勝てない時期が続きました。苦しむチームを連敗脱出に導いたのが、有原投手です。12連敗中で迎えた25日のオリックス戦、敵地で先発のマウンドにあがると、圧巻の投球を披露します。11個の三振を奪い、完封勝利。オリックスのエース、山本由伸投手との投げ合いを制しました。

 

有原投手「とにかく本当に勝つことに必死で、1球1球投げた結果があのピッチングになったと思う。本当にあの日はいいピッチングができてよかった」

10試合登板で全て6イニング以上投球

今シーズンは10試合に登板し、すべて6イニング以上投げるなど、頼もしいピッチングを続けています。有原投手が長いイニングを投げることでリリーフ陣の負担も減っています。

 

有原投手「毎試合、最後まで投げるつもりで臨んでいますし、そこが一番チームに貢献できると僕は思っているので。常にそういう気持ちでやっています」

福岡は「ホークスへの思いをすごく感じる」

生活の中心となった福岡の街について聞いてみると――。

 

有原投手「本当にとにかく熱いというか、ホークスに対する思いをすごく感じるので、頑張り甲斐があるなと思う。日本ハム時代から(ドームの)ファンの声援がすごいなというのは思っていた。敵として投げていたので。ここに来て、応援してもらえているのは本当にすごく感じている。心強いなと思って、いつも投げている」

 

いまや先発ローテの柱としてチームを引っ張る有原投手、残りのシーズンもそのピッチングから目が離せません。

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