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財津和夫、TULIPファイナル公演の後はアナログ風の音を懐かしむソロコンサートを目指す

TULIP・財津和夫が、時にはソロコンサートについての抱負を話すRKBラジオ『財津和夫 虹の向こう側』。今回は、ウッディなアナログベースの音作りをしたい、というプランを明かします。

 

ウッディなアナログ風のコンサート

最初に紹介したお便りは、誕生日に娘からレコードプレーヤーをプレゼントされ、中学生の時に買ったTULIPのアルバム「MELODY」を久しぶりに聞いた、という内容。
「『そっと針を落としてみました』か。うわー、なんか映像が浮かんできますね。レコード針を(盤面に)落とすと、ジリジリジリって言ったじゃないですか。空気の音じゃないですけど、懐かしいです。もう一回レコード盤に針を落としたくなる気持ち、分かります」
最近、若い世代の人たちがレコードやカセットテープを見直している、というトレンドを引き合いに、下田アナが「財津さんは、どう考えますか。レコード派とデジタルCD派、それぞれの良さがあると思うんですけど」と尋ねる。
「難しい質問ですね、本当にそれざれ良さがあるんです。だから交互に馴染んだらいいんじゃないですか。デジタルに飽きたらアナログ聞いて、アナログが物足りないと思ったらデジタル聞いて、と言うのがいいと思います。いい時代ですよね、両方味わえるんで」
アーティストとしてはどうなのか、と下田アナに問われて躊躇した財津。再度、制作者としてはどうなのかと質問されると、なぜかソロコンサートの話に。
「コンサートのスタイルで、アナログ風な世界を作ろうかなって。ウッドベースのような音で、いわゆるアナログのイイ感じが再現できるようなコンサート。お客様と一緒に懐かしさに浸れると良いな、と思います」
7月のTULIP50周年アンコール公演Final後の楽しみが生まれました。

 

契約は止めて、幸せだけにしましょう

昨年の放送で、結納の場で婚姻届けの証人記入を終えた時、「We Can Fly」の歌詞『幸せ契約』と言う言葉を拝借し、「両家の『幸せ契約』が結ばれました」と言った息子さんに関するお便りを紹介しました。この時は、財津がテンション高めに「そんな緊張した場面にさらっと使える息子さんはものすごく責任感が強い男か、あるいはものすごいチャラい男かどっちかだ、会ってみたい」と反応していました。今回、返事となるお便りを頂きました。
「私のお腹の中にいるときから財津さんの曲の美しい旋律、美しい詞、美しい歌声を子守唄に聞いて育った彼は、おかげさまで優しく素直に座ってくれました。そんな今の彼は少しの正義感を持ち、時々チャラが顔をのぞかせる平凡なおじさんになっています。財津さんのおかげで息子夫婦も両家も幸せ契約続行中です」とのお母様からの回答でした。
メッセージを読み終えた財津、「幸せ契約が続いてるって本当ですかね・・・ゆくゆくこの契約っていう言葉がなくなって幸せだけになるといいですよね。契約ってやっぱりね何か理性結び合ったような感じじゃないですか。契約は止めて、幸せだけにしましょう」
前任の番組アシスタント、武田伊央アナが結婚と番組卒業の報告をしたのも、この『幸せ契約』を話題にした昨年9月24日の放送でした。
 

今日の一曲は、TULIP「青春の影」。1974年4月発売のアルバム「TAKE OFF」に収録され、同年6月にシングルとしても発売された。以前の番組でも、男女の別れではなく、二人の幸せの歌だと、財津自身が語っている。
 

次回5月5日の放送は、通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定です。
海外旅行についてお話しします。


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