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百戦錬磨の和食料理人の手による、寿司とつまみで日本酒を

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以前、今泉の飲食ビル「西鉄のれん街」にあった「ウルトラセボン」→「夜な酔な」で店主を務めていた瀬川大平さんが、満を持して独立開業したのが「すし 酒 おつまみ 瀬川」です。場所は地下鉄藤崎駅4番出口の正面ですが、西新駅からでも徒歩15分程度なので、西新商店街の雰囲気を楽しみながらブラブラ歩いていくのもいい感じです。

瀬川_暖簾

店は生成りの暖簾が掛けられた狭い階段を上った2階にあり、木戸を開けて向かって左手が瀬川さんの店。右手はバーなので、お間違えのないように。
店主の瀬川さんはこの道37年になる和食の料理人で、「夜な酔な」の前にもホテルのレストランや飲食店グループの総料理長を務めるなど豊富な経験の持ち主。「いつか1人でできる店をやりたいと思っていました」と、昨年11月にカウンター7席の小箱酒場としてオープンしました。

瀬川_大将

店内は決して狭さを感じさせない程よいスペースで、土壁や障子などの設えが"大人の小箱酒場"らしい落ち着いた雰囲気を演出。「すし 酒 おつまみ 瀬川」の店名そのままに、毎日長浜市場から仕入れる鮮魚を使った寿司をメインに、百戦錬磨の瀬川さんが煮る、焼く、蒸す、揚げるなど様々な技法で料理を仕立ててくれます。おまかせの「すしコース」やお得な「すしセット」もありますが、今回は単品で注文することにしました。

瀬川刺身

まずは、「刺身盛り合わせ」(1人前1,100円~)から注文。この日は、水ダコ、カンパチ、イサキの造りで塩と山葵が添えられ、淡麗な日本酒とよく合います。魚種によっては「胡麻醤油和え」(単品990円)もあるので、燗酒や濃醇タイプにはこちらを選んでも良さそうです。

瀬川 イサキの煮付け

2品目は日替わりの黒板メニューから、「イサキの煮付け」(1,200円)を選びました。刺身はあっさり淡白な味ですが、甘辛く煮るとビンタ(ホホ)や目玉まで余すところなく食べられます。さらに、煮汁をたっぷりと吸ったレンコンやゴボウの根菜や豆腐がこれまた美味! ますます杯が進むこと請けあいです。 

瀬川 握り

にぎりは1貫250円からで、この日は、本マグロの背トロ、煮穴子、コハダ、赤貝、ウニを握ってもらいました。小ぶりな船形に握られたシャリとネタのバランスもよく、一口でパクリといけるので、飲んだ後の締めに丁度いい感じで収まります。おまかせでも握ってくれるので(4貫1,000円~)、腹具合と懐具合によって気軽に相談してみてください。

初めての人におすすめの「すしセット」は、胡麻醤油和え・刺身盛り合わせ・一品料理・にぎり5貫・汁物が付いて4,500円のお値打ち価格。また、小鉢・刺身・胡麻醤油和え・一品料理2品・茶碗蒸し・にぎり6貫・お椀・水菓子の「おまかせすしコース」(8,800円)は、前日までの要予約。ひとり酒の晩酌から気のおけない同士で、少人数の会食まで、いろんなシーンで重宝しそうです。

瀬川_メニュー

すし 酒 おつまみ 瀬川
福岡市早良区高取2-17-44-2F
090-4487-3208

店舗名:すし 酒 おつまみ 瀬川
ジャンル:寿司、居酒屋
住所:福岡市早良区高取2-17-44-2F
電話番号:090-4487-3208
営業時間:17:00~OS22:00
定休日:日曜
席数:カウンター7席
個室:なし
メニュー:大人のポテサラ680円、イカ一夜干し700円、刺身盛り合わせ(1人前)1,100円~、にぎり(1貫)250円~、おまかせにぎり1,000円~、すしセット4,500円~、おまかせすしコース8,800円~(前日までに要予約)
URL:https://www.instagram.com/segawa_gurume/

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