PageTopButton

九州「オフ旅」第4弾in糸島~三瀬ドライブ2023秋~

好評企画「オフ旅」第4弾は、チュートリアルの徳井義実と中上真亜子が、ケンコバことケンドーコバヤシをおもてなし。糸島・佐賀エリアのドライブコースへ出かけます。
 

旅のゴールは、10月にリニューアルしたばかりの佐賀・富士町にあるキャンプ場。無事にたどり着き、オフを満喫することができるのか!?

糸島エリアで自然の恵みを味わう

「ビーチカフェ グランマーレ」(糸島市志摩芥屋)でスタート

まずは、海沿いにある眺め抜群の「ビーチカフェ グランマーレ」に3人が集合。「アフォガードシェイク」(600円)を味わいながら、しばし歓談し、いよいよオフ旅のスタートです。

「岐志漁港」(糸島市志摩岐志)で秋・冬の風物詩を調達

今からの季節が旬の糸島名物と言えば……牡蠣! 牡蠣の水揚げは10月~4月。玄界灘に面した湾に、脊振山系の恵みを受けた水が流れ込み、栄養たっぷりの牡蠣が育ちます。旨み・甘みともに抜群で、海外からも人気が高いと言われています。

一行は、牡蠣漁の体験へ。海の上に架けられた丸太の上を歩いていき、あらかじめ牡蠣に結ばれているロープと船のロープをつなぎあわせます。そして一気に引き上げると、大量の牡蠣がとれる仕組みです。

「のぶりん」(糸島市志摩岐志)で牡蠣を試食

とれたての牡蠣を試食するため、岐志漁港の牡蠣小屋「のぶりん」へ。約25年前から始まったとされる糸島の牡蠣小屋。「牡蠣小屋を名物にしたい」と漁師たちが続々と店を構え、今ではすっかり秋・冬の風物詩に。現在は25軒が営業中です。

店主・古藤信光さんが「今年は想像以上に良い出来!」と太鼓判を押す牡蠣の味に、一同「うまか~」と大感激。調味料を何もつけなくても濃厚な牡蠣の旨みに驚きました。

「白糸うどん やすじ」(糸島市白糸)で昼食

今や全国からうどん通が訪れる人気店。うどんには、讃岐うどんに使われる小麦と、もっちりとしたつけ麺の小麦をあわせたハイブリッド麺を使用。できたてを提供するため、注文が入ってから茹で上げます。

何と言っても、自慢は自社農園で育てているオーガニック野菜。とれたてをそのまま調理して天ぷらにする野菜天は、まさに食の宝庫・糸島ならではの魅力を存分に味わえます。

「野菜が主役のうどんを作りたかった」という店主・前田康史さんイチオシは「本日の野菜天盛りうどん」(1,100円)。その日にとれた野菜を使うため、天ぷらの野菜は当日のお楽しみです。昆布や鰹など6種を使ってとった出汁は、じんわりと体に染みわたります。

自社農園でとれた唐辛子を使う「唐辛子うどん 糸島野菜天付き」(1,100円)もおすすめ。麺に温泉卵と出汁醤油をかけ、自家製唐辛子の醤油漬けをお好みで混ぜ合わせるスタイルです。


さらに、自家農園でとれた新生姜を新米とあわせた「新しょうがの香味おにぎり」(2個420円※内容は日によって異なる)も登場。果物のようにフルーティーな生姜に一同びっくり。満足した3人は、女将さんに勧められて森の奥へ……。

そこには、ツリーハウス(利用は敷地内にあるカフェにて1オーダー制)がありました。実はこれ、すべて手作り。間伐されずに細く育った木々は値がつかず、大雨で山崩れを起こす原因と言われています。そんな、森が直面している問題を多くの人に知ってもらうために、建築家のご主人・前田幸男さんと一緒に2021年に完成させたと、女将さんが教えてくれました。

帰りは、「白糸うどん やすじ」で販売されている「青唐辛子味噌」(700円)や「旨辛 唐辛子の醤油漬け」(750円)などもお土産にいただきました。キャンプでどう活躍するか、楽しみです。

富士町・三瀬エリアで自然に癒される

「旅館 杉乃家」(佐賀市富士町)で整う

福岡市街地から車で1時間。古湯温泉の高台にたたずむ温泉宿「旅館 杉乃家」へ。お部屋は離れやペットと泊まれる客室など、用途にあわせて選べます(1泊2食 2万3,000円~※2名1室1名料金・部屋タイプにより値段は異なる)。

大浴場は日帰り入浴も可能です(日帰り料金は1,500円、貸し切り料金は2時間8,000円~※5名まで ※宿泊者は無料)。アルカリ性単純温泉(38~40℃)、水素イオン濃度(PH)9.5の心地よいお湯に癒されました。

温泉の隣には眺め抜群のサウナも完備。しっかり整いました!

「野菜直売所マッちゃん」(佐賀市三瀬村)で買い出し

続いて3人は、キャンプで調理する材料の買い出しへ。まずは唐津産のツガニ(1,200円※取材日の値段)をゲット。今回のメインはカニ味噌鍋に決定です。

その後、鍋に入れる具材に「ザル寄せ豆腐(1個430円※取材日の値段)」、「丸秀醤油 米粒みそ」(590円※取材日の値段)、「西川こんにゃく 山こん」(145円※取材日の値段)も調達。ほかにも白菜や人参、きのこ類、出汁に使う昆布や干し椎茸も購入し、買い出し完了です。

「北山キャンプ場」(佐賀市富士町)に到着

いよいよ、目的地に到着。10月20日にリニューアルオープンしたばかりの、北部九州最大級のキャンプ場です。車が横付けできる「オートサイト(Aエリア)」(1サイト6,100円~)や少人数におすすめの「テラスサイト」(1サイト2,300円~)、ペット連れの利用も可能で直火が使用できる「リッジサイト」(1人1,000円~)など、79区画も用意されています。


道中に手に入れた糸島と三瀬エリアの食材でさっそく調理スタートです。

まずは徳井流の糸島牡蠣を使ったクリームソースパスタから。ニンニクとオリーブオイル、牡蠣を入れたフライパンを火にかけます。白ワインで煮詰めていき、エリンギやハーブソルトを入れて味を調整。さらに生クリームやブラックペッパーを加え、パスタ麺を絡めます。


最後に粉チーズをたっぷりかけて完成です。牡蠣の旨みがたっぷり染み出して、塩気も香りも抜群と好評です。

続いては、肉のスペシャリスト・中村圭一さんが登場。こだわって選び抜いた肉を出張して目の前で焼き上げる焼師の中村さんは、海外からのオファーもあるほどの“達人”です。(料金は10名まで約5万円~※肉代込み・紹介制)

今回は、博多和牛と福岡県産和牛をセレクト。コンロの半分に炭を入れて表面を焼き、炭を置いていない片側に移して空間度の熱でじっくり火を通すのが、今回の肉のポイントです。


さらに2切れ目からは「白糸うどん やすじ」でいただいた生姜を添えて、味変もしっかり堪能しました。

最後はカニ味噌鍋。鍋の中に、水や干し椎茸、昆布、ツガニを入れ、蓋をして火にかけます。さらに、やすじ特製の「旨辛 唐辛子の醤油漬け」もイン。出汁が出たら昆布や椎茸を取り出し、カニを切ってさらに旨みを引き出します。

日本酒を入れて沸騰したら、残りの具材や米味噌を入れ、最後に豆腐や葉野菜も加えてひと煮立ち。唐辛子の醤油漬けが決め手の「唐津産ツガニの米味噌ピリ辛鍋」の完成です! チゲ鍋のような辛さは「癖になる!」と、3人とも大絶賛でした。


初めてオフ旅に参加したケンコバは「最高やん」とにんまり。今回のオフ旅も成功に終わりました!

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう